鍵のお悩み別アドバイスと鍵選び
- Q: 一般的な鍵でいいので交換したい
- 現在の鍵が海外製などでなければ、国内の主要メーカー品と交換が出来るでしょう。 一般的な鍵となりますと、MIWAのU9が価格の安さもあり現在も普及率の高いシリンダーとなります。 U9シリンダーは見た目がギザギザの従来の刻みキーに似ていますが、防犯性能は一段と向上しています。 ピッキング耐性は10分以上、鍵穴壊し耐性も3グレードから選ぶことができます。
- Q: 防犯性が高いシリンダーはどれ?
- 建物の出入口用として製造された指定建物錠には防犯性能を表すことが義務づけられています。 別途定められた試験方法に基づいて複数回テストした結果で防犯性能を表示していますので、鍵を選ぶときに参考にすると良いでしょう。 主な項目に、耐ピッキング性能・耐かぎ穴壊し性能というものがあります。性能表示の種類は、5分未満・5分以上・10分以上があり、防犯シリンダーをお望みの際はピッキング耐性・鍵穴壊し耐性は10分以上あるものが良いでしょう。
- Q: ピッキング以外に気を付けなければいけない鍵開け手口は?
- 現在はピッキング耐性のある玄関シリンダーが主流である為、ピッキング行為による侵入窃盗は僅かです。 変わって増えつつあるのが、サムターン回しという手口。対策としては、ドアスコープを破壊されないよう内側からガードをする、サムターン周りは操作されないようカバーをする。安価なグッズもありますが、あまり簡易なものでは壊されてしまうこともありますので、耐衝撃性のあるものを選び取り付けてください。 続いてこじ破り行為。こじ破りとはドアの隙間に工具を差し込んで、ドアをゆがませ鍵を壊す荒々しい手口。錠前付近にはガードプレートを設置し、鍵は複数、できればこじ破りに強い錠前を設置することをお勧めします。