家庭の防犯対策方法2
その4:鍵を強くする
玄関の鍵が古い場合は、現行の防犯対策がとられているシリンダーへ交換しましょう。
ディスクシリンダーが取り付けられている場合は、空き巣に狙われる恐れがあることにもご注意下さい。
オススメの鍵は、表面にいくつかのくぼみがあるディンプルキーシリンダーです。シリンダーの中の障壁となるピンが多いもので、縦横など複数配置されているものが良いでしょう。
また、ドリルなどで鍵穴の中を破壊されないよう、ドリリング攻撃に強い物を選ぶとなお安心です。
警視庁監修の認定試験に合格した「防犯建物部品」の場合、CPマークが表示されています。CPマーク付きのディンプルキーシリンダーもございます。
その5:補助錠を取付ける
既存の扉にも取り付けできる補助錠で、1ドア2ロックにすると防犯性が高まります。
鍵を2つ閉めるのは面倒くさいかもしれませんが、長時間家をあけるときなどにしっかりと施錠する事で、見た目からも空き巣が嫌がる効果がありますので出来れば鍵は複数取り付けたいですね。
また、補助錠をCP認定のものにすると、ピッキング耐性・破壊耐性も高くなりますので、玄関や裏口ドアにも取り付けてみてください。
その6:センサーライトなど
玄関や、ガレージ、窓付近、勝手口部分、ベランダなど、人目に付きづらく暗がりの場所にはセンサーライトがお勧めです。人が通ると光りますので、夜間の不審者・下見に来ている空き巣犯などを威嚇することが出来ます。
防犯ジャリと合わせて、家と家との間など侵入されやすい場所を徹底対策してください。
以上、取り入れやすい防犯対策についてご紹介いたしましたが、上記すべてを行っても完全に守られるわけではありません。
顔を覚えられたくない空き巣犯は、人の目・声かけを嫌います。あいさつを交わしたり防犯パトロールを行っている地域の結束が強いところではやはり空き巣も少なくなりますので、まずは自ら積極的にあいさつをするなどし、空き巣をされにくい環境にしていくことも重要です。