家庭の防犯対策方法

家庭の防犯対策方法

防犯対策に完璧・絶対安心ということはありません。どんな侵入方法でもいいのであれば、車ごと突っ込んで壁を破壊してでも侵入するでしょう。現にこの方法は、宝石店や商店を狙った強盗・窃盗犯グループが行う大胆な侵入方法です。しかし、金目の物があるとわかっている宝石店や商店とは違い、一般住宅にそれほどリスクを冒して侵入をする者は少ないでしょう。上記の強盗団は手早く盗みさっさと海外へ逃亡したりするプロの犯罪集団です。ですが空き巣行為を行う泥棒は、人目につかない・怪しまれないことが大前提。入念な下見を行い、住人がいない隙や侵入できる場所を探して狙うのです。
宝石店や商店などでは頑丈な鍵とシャッターなどで2重にロックを行い、防犯カメラ・防犯センサーの設置、セコムやアルソックといった警備会社と契約するなどの対策を行います。しかし一般住宅でここまでの厳重なセキュリティを行うことはまず難しいでしょう。賃貸ともなると対策方法も限られてくるかと思います。

まずは効果的で手軽にできる防犯対策をいくつかご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

その1:戸締り

え?そんな事?と思われがちですが、鍵を閉めずに出かけたことはありませんか?空き巣がどんな時を狙っているか、また実際に空き巣に入られたケースは以下のような時です。
・鍵をかけずにコンビニへ行き、帰ると家が荒らされていた。
・ゴミ出しついでに近所の奥さんとお喋り、家に帰るとお金がなくなっていた。
・玄関の鍵を閉めて出かけたのに、家に空き巣が入った。2階のベランダは鍵を閉めていなかったのでそこから侵入されてしまった。
このような、わずかな時間・わずかな隙を狙う空き巣は、鍵の閉め忘れている場所を探します。または下見の際に、鍵がかかっていない事を確認している場合もあります。ほんの少しの時間でも鍵は必ずかけるようにしてください。

その2:窓の防犯性を上げる

侵入経路としてよく狙われるのが「窓」です。鍵がかかっていても、人目につかない場所にある窓は壊して侵入してくる危険がありますので、まずは窓の防犯対策を行ってみてください。
ガラスを強化ガラスにするにはかなりの費用がかかりますので、まずは割られやすい鍵付近に防犯フィルムを貼ります。もし割られてしまうと、あいた穴から手を入れて内鍵を開けられてしまうため、窓の鍵は複数の箇所に取り付けます。また、鍵穴付の補助錠やダイヤル式のクレセント錠などもありますので、できれば補助錠を上下に設置する事をお勧めします。賃貸マンションでも、後付けできる簡単な補助錠でいいので、ベランダ・窓に取り付けてみてください。

その3:防犯ジャリ

防犯ジャリは、ある程度大きく軽い石が入っており、その上を歩くとジャリジャリと音が鳴るものです。家と家との狭い隙間やお庭に敷き詰めて侵入者が居る事を知らせてくれますので、ぜひ一戸建て住宅で取り入れてもらいたい対策方法です。

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