鍵のプロが説く防犯情報

鍵に関わるトラブル・事件は少なくありません。鍵の予備知識を蓄えて万が一に備えておくこと、また早めに対策することでトラブルを未然に防ぎ、空き巣被害にあわないようにすることが重要です。
当サイトではよくある鍵のトラブルから、鍵の最新情報、空き巣についてなどの情報をご紹介していますので、できることから対策していきましょう。

防犯性が低い鍵の最新情報!

防犯性が低い鍵の最新情報!

自宅の鍵をきっちり閉めて出かけたあなた。しかし、帰ってみると何かがおかしい?もしかして、誰かに侵入されたかも!
そんな事になりうる鍵の種類がありますので、昔から鍵は変えたことが無い!という方は要チェックをお願いいたします!

なぜ、鍵をきっちり閉めたはずなのに空き巣の被害にあう可能性があるのでしょうか。それは防犯性が低い鍵が関係しています。
鍵(住宅玄関用)にはいくつか種類があり、メーカーが最近出している多くの鍵は防犯性が高い複雑な構造をしているものです。
現在防犯性が高い鍵を世に送り出している国内メーカーでも、一昔前の製品は空き巣の鍵開け行為に大変弱いなんてことはザラ。
わざと防犯性が弱い鍵を作っていたわけではなく、プロの窃盗団となると鍵の開け方を研究しているため、見事に鍵開け方法を発見されてしまったということです。

平成12年頃から多くの家で使用されていた大手メーカーのディスクシリンダーが見事その鍵開け方法で開いてしまうものだった為、瞬く間に空き巣の被害は全国に広がりました。
すぐにメーカーは対策品を出しましたが、製品自体の価格の安さとマンションなどの大規模なキープランにも対応できたことから、空き巣の被害が広がるなかでも防犯性の弱いディスクシリンダーは出回り続け、さらに被害は広がるばかり。
社会問題となっていたその空き巣被害も、多くの方が知るようになり、年々被害は減少していきました。 今では廃盤品のため新規で取り付けることはありませんが、10年~20年ほど鍵を交換していない方はお気を付けください。窃盗団・空き巣は鍵穴の見た目で防犯性を判断できるということは頭に入れておかなければなりません。
また、現行品のシリンダーでもまた数年後には空き巣に破られる可能性もありますので、もし鍵交換を行われるのならその時々の防犯シリンダーをお選びいただく事をお勧めします。

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